夏休み2日目は千代田線で大手町へ。

この界隈は昔とずいぶん変わった。
東京駅はレンガ造りの壮麗な駅舎だが、
今は改修中ですっかりシートで覆われている。
かつて駅前の緩やかなロータリーに、いつも都バスが停まっていた。
囲むように郵便局、明治屋、丸ビル…があって、のどかな風景だった。
現在では高層ビルが立ち並ぶ見知らぬ国のようになってしまった。

しばし私の青春時代を回想した後、丸の内の巨大商業ビル「oazo」の本屋へ。
4階に直行、「松丸本舗」探索が今日のお楽しみ。

さまざまなジャンルに分けられたコーナーに、
テーマを同じくする古今東西の本が集められている。
世界各国の著作が隣り合わせに並び、無造作に積み上げられている。
知的好奇心を大いに満足させる時空の旅に出発。

中学高校時代に手にとった本、若く未熟で、人生と格闘していた頃読みふけった本、
大好きな作家のコーナー、忘れられない表紙の絵。
ここには昔の本が豊富に揃っている。
旧知の友人あるいは師にめぐり合ったような気分になった。

私の買った本は、白川静「漢字百話」「漢字の世界観」「回思九十年」
井上ひさし「私家版日本語文法」
宮城谷昌光「沈黙の王」
どれも同じコーナー「ことば」にあった本。