2014年 05月 02日
イタリアの主要な都市をを高速で結ぶ列車「ユーロスター」。 ベネチアからローマテルミニ駅までゆく列車に乗った。 列車でイタリア国内を移動するのは、すばらしい体験だ。 全席指定、座席は一等・二等の2種類ある。 座席は決まっているので、すぐわかったが、 スーツケースを片付けねばならない。 我々の持つのはごく小さく、機内持ち込み可能の大きさだ。 これ以上重いサイズは取り扱いが難しいと判断して、 10日間の旅行には不釣り合いな程の小さいものだ。 荷物置き場ではベネチアから乗り込んだ乗客たちが、 ビッグサイズのスーツケースを積み上げていた。 わたしたちの優に倍以上あるずしりと重そうな頑丈なケース。 荷物置き場に一旦置いたのだが、いかにも不釣合に小さい。 後から来た乗客が、自分たちの荷物を置かせてくれという。 確かに、上に大きな荷物を乗せられてしまっては降りられない。 座席に戻って網棚に上げることにした。 ヨーロッパの列車なので、網棚の位置が心持ち高い。 重い荷物を押し上げるのはかなり危険だ。 わたしたちの席は4人掛けだった。 イスラム系のスカーフをかぶった若い女性と連れの男性。 お願いすると、その男性が気持ちよく手伝ってくれた。 定刻12時25分、アナウンスもベルもなく、静かに出発した。 実はわたしたちは結構早く駅に着いていた。 まずは構内の電光掲示板で確認した発車ホームは②番線。 そこのベンチに座って待っていた。 時間の余裕があるので、カフェテリアで昼食を買い、 店を見たりしてのんびりしていた。 しかし、12時も近くなったが列車が入ってこない。 ホームにいた人々減っている。 もう一度電光掲示板で確認した。 すると、たいへん!、ホームが変更になっていた。 急いでそちらへ行くと乗客はすでに乗り込み始めていた。 多分、イタリア語でアナウンスがあったと思う。 しかし残念なことに、もちろん、それには気がつかなかった。 誰も何も教えてくれない。 自分たちで注意して行動するほかはない。 ぼんやりしてはいられないと思った。 なんとか快適な座席に収まり、ホッとひと安心した。 列車はフィレンツェまで一気に南下する。 窓の外に次々と現れる景色に見とれた。
by bajiao1313
| 2014-05-02 11:35
| イタリア旅行
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なつかしい国、 大好きな台湾の紹介と、日々心に響いたことを綴っています。夢は台湾一周一人旅。実現に向けて中国語を少しづつ学んでいます。日本人です。 by bajiao1313 カレンダー
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