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八角の台湾旅行記

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2010年 01月 10日

凰梨酥

凰梨酥_a0129636_16452213.jpg
台湾の菓子といえばパイナップルケーキがよく知られている。
“凰梨酥”と書く。
さくさくした生地の中に、ねっとりしたパイナップルのジャムが入っている。
こういう菓子を食べながら、ゆったりと中国茶を楽しみたいものだ。

酥という字は「バター」をさすが、「さくさくして柔らかく、口に入れるとすぐとける」
という意味もあり、小麦粉を油でこねて砂糖を加えて焼いた菓子のことをいう。

凰梨酥は台湾の名物菓子、色々な店があり選ぶのに迷う。
安いものから、高いものまで値段も様々だし、たくさんの種類がある。
「素食凰梨酥」というのまである。
凰梨酥_a0129636_16445620.jpg

台北ではいつもこの菓子を、三徳大飯店近くの店で買っていた。
雰囲気がよく、味見をさせてくれるので安心だった。

ところが最近急に人気が出て、大型バスから観光客が降りてきては、
何箱も大量に買っていくような店になってしまった。

私はここの緑豆のしっとりした酥が好きだったのだが‥‥
なんとなく味が変わってしまったように思えて残念だった。

凰梨酥_a0129636_165124.jpg


今日、いただいたこの凰梨酥を食べたらとてもおいしかった。
高雄市の100年続く老舗で“旧振南”という店のものだ。
さっそくネットで調べてみた。
本店は高雄だが、台北の空港やデパートでも買えるらしい。
次回からは“旧振南”の凰梨酥を買ってこよう。

by bajiao1313 | 2010-01-10 16:35 | 台湾 | Comments(0)


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