八角の台湾旅行記

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一年ぶりの台北

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9月15日、一年ぶりの台北に到着した。
今回初めてホテルではなく、女性専用の宿舎に泊まる。”台北河童屋”といって普通の民家である。
部屋に落ち着いて荷物を片付けるまもなく、台北に住む友人がたずねてきてくれた。
まずスケジュールを確認して、陽明山にハイキングに行くことと、永康街で夕食会をすることを約束する。
それ以外はそのつど同行の友人と決める、行き当たりばったりの旅。

台湾の友人が帰ったあと、外へ出てみる。
日本はもう涼しい気候なのに、台北の蒸し暑さは尋常ではない。
台風の影響なのか、非常に湿気が多くて汗が吹き出る。
まだまだ太陽の光線はきびしくて、真夏に逆戻りだ。

今回私は案内役なのだが、初めての場所なので土地勘があまりない。
最寄駅は地下鉄木柵線の科技大楼駅。散歩がてら駅まで歩いてみる。
途中、焼餅と韮饅頭を買い、食べながら行く。
台湾到着後、一番最初の食べ物。
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早朝の出発と暑さで疲れたので、初めてマッサージ店に行ってみた。
明るく元気なお店の人たちで、ぐいぐい足裏を揉んでくれる。
「痛い!」と叫ぶと力を抜いてくれるが、結構ハードだった。
しかし血液の流れが良くなり、足裏がぽかぽかして気持ちのよさは長いこと続いた。
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明日は、故宮博物院と新北投の温泉に行くことに決めた。
# by bajiao1313 | 2009-09-24 15:21 | 台湾 | Comments(5)

熊谷守一美術館

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多忙な妹が、久しぶりに泊まりに来た。

翌日朝刊を読んでいたら、芸術欄に孤高の画家”熊谷守一”の記事が大きく載っていた。
前々から気になっていた熊谷守一美術館に行ってみることにした。
昔母がまだ元気だったころは、妹が上京するとよく都内散策をし、美術館にも行った。
妹と歩いていると、なんとはなしに母も傍にいるような気がしてくる。

要町の落ち着いた街のたたずまいが気に入り、美術館を探しながらゆっくり歩いた。
初めての場所はつい露地に入りたくなる。そんなところもよく似た姉妹。
裏道に入ると、そこは昔のお屋敷町だった。
庭には木が薄暗いほど茂り、少し荒れているためにかえって風情がある家。
木造の古ぼけたアパートがひっそり建っていたり‥‥。

方向を間違えたのか、なかなかたどり着けないがそれも楽しい。
住宅街にフラメンコのスタジオがあった。すてきな看板。
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小さい個人美術館なので、じっくり絵を見るには疲れなくていい。
ひとしきり鑑賞した後、1階の喫茶室でコーヒーを飲みながら妹とおしゃべりを楽しみ、
窓からの景色を眺めて休憩した。

帰る前にもう一度印象に残った絵を見て、名残惜しく美術館を後にした。

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# by bajiao1313 | 2009-09-13 03:22 | 国内旅行 | Comments(0)

マンゴーパフェ

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指宿の近くには南洋植物園フラワーパークがあり、珍しい南国の木々や、蘭、草花を鑑賞できる。
この植物園は手入れが行き届き、剪定もこまめに行われているようできちんとしている。
水遣り、掃除、剪定など、作業中の人たちのそばを通ると必ず声がかかる。
「こんにちは、ゆっくり見ていってくださいね」
当地鹿児島は人情に篤く、若者でも子どもでもすれ違うときに目が合うと、必ず挨拶をしてよこす。
都会特有の冷ややかさが全くない。

私は植物園や温室というものが好きで、旅先では必ず行く。
沖縄、シンガポール、マレーシア、セブ、もちろん台北、どれも忘れられない。
東京でも小石川植物園、新宿御苑、白金の自然教育園、夢の島熱帯植物園、
その他たくさんあり、時々散歩して元気をもらう。

このフラワーパークは、規模、植物の多様なこと、手入れのよさに加えて、高台から海を眺望できる景色の美しさが加味される。私は満点の評価をつけた。
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そして園内レストランの食事も100点。いくらとサーモンのスパゲティはボリュームたっぷりだった。
緑滴る木々に囲まれ、池の周りはトンボが飛び交い、静かなレストラン。

デザートのマンゴーパフェは、一口食べてあまりのおいしさにびっくりした。
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# by bajiao1313 | 2009-09-10 10:15 | 国内旅行 | Comments(0)

鹿児島

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あちらこちらに旅をしているが、九州はいつも上空を素通り。
今回長年の夢がかない、鹿児島へ行ってきた。
鹿児島に移住してそろそろ10年になる友人夫婦が案内してくれた。
かつての仕事仲間で、苦労も喜びも共有してきた旧友たち。
久しぶりに再会し、若いころの気分に戻っておしゃべりが弾んだ。

車でさっそく霧島へ連れて行ってくれた。
途中、昔の風情を残した駅舎で一休みする。
まるで待合室のベンチに“風の又三郎”がひっそりと座っているような、
田舎の小さい鉄道駅。

山に登る途中、大きな滝を見た。“丸尾の滝”という。
垂直に切り立った岩から、豊かな水が落ちている。
周りはしっとりと霧に濡れ、爽やかな空気が満ちている。
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霧島にある“神話の森公園”の山頂からの眺めは雄大だ。
深い森の緑の間に、道がくねくねと続き、人家が点在する。
眼下に扇状に開いた錦江湾が見える。
青々とした海が広がっているが、空は霞んで桜島は靄の中だ。

後ろを振り返れば、神話の世界を髣髴とする山々の重なりが眺められる。
高千穂の峰は天孫降臨の地、神秘さと奥深さを感じさせる威容だ。
観光客は少なくて静かな山の上、トンボが飛び回っている。
少しひんやりした秋の風が心地よい。

鹿児島は、海と山に囲まれた風光明媚な土地のようだ。
肥沃な土地のせいか、食べ物の味がよく、旨みが濃い。
豚肉、牛肉、新鮮な魚、野菜も豊富、オクラや白茄子、トマト,キュウリ,へちまなど。
ドラゴンフルーツはかごに山積みで売られ、マンゴーは絶品のおいしさだった。
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木々や花々の豊かで美しいこと。蝶の種類も多様で目を楽しませてくれた。

温泉が豊富で、どのお湯も独特の効用がある。
霧島は白濁した硫黄湯。ぬるい湯は気持ちがよく、いつまでも入っていたくなる。
指宿は透明でピリッとする塩湯。体中の細胞がぴちぴちはじけて、再生するようだ。
しかし火山灰の被害は結構大変で、灰は洗濯物や車につくし、目にも入ってちくちくした。

景色に感激し、温泉に身も心も癒され、友情にたくさんの元気をもらった。
鹿児島もまた、私の好きな南国だ。
# by bajiao1313 | 2009-09-07 13:35 | 国内旅行 | Comments(0)

河内音頭

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錦糸町の河内音頭祭りに行ってきた。
正式な名称は“すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り2009”。
大阪の民謡なのに、なぜ錦糸町で開催するのかよく分からないが、
古くからの庶民的な街、下町情緒たっぷりのこの街にはとても似つかわしい。

友人たちは2,3年前から参加し、すっかりはまってしまった。
「なにしろ楽しいから行こう」と誘われ、初めて行ってみた。
会場に近づくと太鼓の音がどんどんと響き、河内音頭が大音響で流れている。

広大な会場は大勢の人で埋め尽くされている。
シートの上に座って見物する人、屋台を物色する人、
ビールを飲みながら談笑する人、みんな気ままに楽しんでいる。
屋台は種類が多く、おいしそうだ。しかも安いので気に入った。
大阪風の店も多い。

立派な大舞台は、まばゆい赤白のちょうちんで飾られている。
この祭りのすばらしいところは、次々と披露される河内音頭が全部生演奏なのだ。
河内音頭の愛好者であれば、垂涎の的のような出演者が次々に出る。
歌手が紹介されるたびに「キャーキャー、ワーワー」と底力のある歓声があがる。
本場の歌い手らしく、歌唱力があり、じっくり聞かせる。
河内弁の意味は分からないが、心に伝わってくるものがある。
なんかこう、わくわくして、体が自然と動き出すような気分になってくる。

舞台の前で輪になって踊る人たちの様子も愉快だ。
盆踊りとは違ってテンポが早く、リズミカルでノリのいい踊りだ。
スッキプがあり回転したり、腰をクイクイと左右に振ったり、マンボダンスのよう。

若者も中年も、じいちゃん、ばあちゃんも、赤ちゃんを背負ったお父さんも踊っている。
基本のリズムは同じだが、皆思い思いにアレンジしている。
クラシックバレーのように手足を伸ばして、うっとり踊る男の人がいたり、
そろいの浴衣できめているグループがいたり、
リュックを背負ったまま思わず踊りだすおじさんがいたり、
見ているだけでも結構楽しい。

友人の1人は会社から直行。スーツ姿、白いワイシャツの腕をまくって踊り始めた。
早い時間から来て、踊りまくっているQさんのTシャツは汗まみれだ。
酔っ払ってふらふらしているおじいさんが傍に来て、「楽しくて、たまんないよね‥‥」
と、赤い顔で話しかけるのだが、音楽に声がかき消されてしまう。
ひとしきり喋るとまたふらふらと踊りに行った。
来年こそは、私も踊りの輪の中にいたい。
# by bajiao1313 | 2009-08-28 11:30 | Comments(2)