八角の台湾旅行記

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オリヴィエートの旧市街地に登り、サン・パトリッオの井戸を見学

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オリヴィエートの駅前は閑散としている。
旧市街は城壁の上にあるのだ。
地上から街まで最高で200メートルの高さがある。

駅前からは60メートルほどをケーブルカーで一気に登る。

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2、3分で到着。
外へ出ると外気が冷たい。
城壁のそばは強い風が吹き付けてくる。
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しかし、なんともすばらしい景色に歓声が出た。
どこを見ても美しい。
田舎の清々しい空気とのどかな風景。
ここへ来られてよかったと、心の底から思った。
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景色はすばらしいのだが、寒くてその場に留まっていられない。
朝ごはんも食べず、ホテルを飛び出して来ている。
とりあえず温かい飲み物と食べ物を口に入れようと、カフェを探した。
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甘いクロワッサンとカプチーノがすばらしくおいしい。
すっかり体が温まり、元気が出た。
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お店のおばさんに「グラツエ!」と挨拶し、
カフェの裏手の小道を少し下った場所にある、
サン・パトリツィオの井戸に向かった。

この井戸はルネッサンス期の工学の傑作といわれ、
1528年、ローマ教皇クレメンス7世命により建築されたそうだ。
高台に造られた都市にとって、この井戸の重要性は想像に難くない。
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まだ9時を少し過ぎたばかり、人気がない。
入り口を覗き込むと、チケット売り場は開いていた。
5€、一人当たり700円ほどのチケットを買い、
二人っきりで井戸に入っていった。
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暗い螺旋階段をひたすら降りる。
底の井戸までは62メートル、階段数は248段。
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静寂とひんやりした空気の中をひたすら下に向かっていく。
下を覗き込むと吸い込まれそうだ。

階段は二重螺旋構造になっている。
登りと下りは別々なので、すれ違うことはない。
昔はロバの背中に水がめを乗せて運んだそうだ。
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やっと下まで到着した。
清らかな水がこんこんと湧き出、静かに流れていた。

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暗い中で緊張したので、外の陽光がうれしく感じられた。
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by bajiao1313 | 2014-06-02 17:48 | イタリア旅行 | Comments(4)
Commented by なおみ at 2014-06-02 21:21 x
井戸といってもスケールが違いますね。
ロバを連れて水を汲みにいきたい!
Commented by bajiao at 2014-06-03 07:25 x
なおみさま
コメントありがとうございます!
井戸の中は暗くてひんやり、音が反響します。
地の底へ一歩一歩降りていくのです。
よほど、仲の好いロバでないと無理かも。
わたしたちも怖くて、外に出たときほっとしました。
Commented by Kaorin at 2014-06-16 18:36 x
これは井戸ですか⁈
こんなサイズの井戸、見たことありません。
下を見ると、足がすくんじゃいますね…

いや〜、本当に、電車、間に合ってよかった‼︎
Commented by bajiao1313 at 2014-06-20 09:11
kaorin
二重螺旋の階段なので、降りる人と上る人は顔を合わせません。
ただし声だけは、反響して聞こえてきました。
このような城塞都市は水が命の支えですから、
井戸は本当に立派な造りでしたよ。