八角の台湾旅行記

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京都 仏さまに会う

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京都を歩いていると、おびただしい数の神社仏閣がある。
どの場所も掃き清められ、清々しい気が流れている。
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静かで落ち着く場所だと感じる。
今回の旅行でもたくさんのお寺を訪れたが、
一番印象に残ったのは、東福寺の塔頭の一つ、
「即成院・そくじょういん」だった。
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この寺は東山区泉涌寺にある。
坂道を登り切った緑濃い場所に建つ立派なお寺。

現世極楽浄土。
阿弥陀如来の両側に、各々の手に楽器を持ち、
楽しそうに楽を奏でる25体の菩薩が並んでいる。
それぞれの菩薩は表情が豊かで、
歯を出してにこにこしている像まである。

対比して、正面に鎮座する阿弥陀如来のお顔は鎮まり、
慈愛にあふれている。

すぐ右側に位置する像は、少し腰を浮かし、前傾している。
両手に大きな蓮の花を捧げている。
この花に乗せて魂を極楽浄土に導くのだそうだ。
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「なむあみだぶつ」ことばが自然に出てきた。

拝観が済んでから、お堂の中にあるお茶のサービスをいただいた。
先に一人初老の婦人が静かにお茶を飲んでいた。

陶器製の壺にお茶が入っている。
お釜の蓋のような分厚い木の蓋をそっと持ち上げ、
ひしゃくで掬って茶碗に入れる。

婦人が「このお茶のいわれをご存じ?」
と教えてくれた。
「このお茶は、功徳があってね、長患いをせずにあの世に行けるの、
わたしの母も義母も御利益がありましたよ。
いま、わたしは死ぬことが怖くなくなりました」
すてきは女性だった。
毎月一回のお参りを欠かさないそうだ。

緑濃い京都の5月。
蒸し暑さはなく、爽快な風が心地よかった。
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by bajiao1313 | 2018-06-01 11:31 | 国内旅行 | Comments(0)